KA法補助ツール
ExcelリストをKAカードに一括変換

KA法補助ツール「ExcelリストをKAカードに一括変換」は、「KA法」を楽にするためのExcelマクロです。Excelで価値リストを書き起したあと、ExcelやPowerPointのオートシェイプにする際に、コピペが面倒なのを、一括変換してくれます。

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KA法とは

質的分析法のひとつ。紀文食品の 浅田 和美 氏がマーケティング手法として考案し、千葉工業大学の 安藤 昌也 氏がユーザー調査の分析手法として発展させました。ユーザー調査から見いだした「出来事」を「心の声」「価値」と解釈を重ねることで、ユーザーの心理における本質的価値を探ります。
川喜田 二郎 氏の「KJ法」と名前が似ていますが、別のものです。

KA法補助ツール「ExcelリストをKAカードに一括変換」とは

「KA法」を楽にするためのExcelマクロです。Excelで価値リストを書き起したあと、ExcelやPowerPointのオートシェイプにする際に、コピペが面倒なのを、一括変換してくれます。
KA法の抽象化は、模造紙とふせんを用いることが多いが、画面でする場合、ExcelやPowerPointを使うことになる。経験的には、KA法で実務に使える結果を得たい場合、カード数は100枚から150枚は必要と思う。これだけの数をオートシェイプへコピペするのはけっこうな作業になる。そこで、これを一括変換してくれるマクロを作りました。

KA法補助ツール「ExcelリストをKAカードに一括変換」の使い方

以下に想定する利用手順を示します。

  1. 本ページから「KAMethod_List2Card.xlsm」をダウンロードします。
  2. ファイルを開きます。警告メッセージが出てきた場合は「マクロを有効にする」を選択します。
  3. ユーザー調査から書き出した「出来事」「心の声」「価値」を1行ごとに入力します。あわせて「No」にも通し番号を入れておくと、あとからエビデンスとして辿りやすくなります。また、セルの文字色と背景色は、そのままKAカードに反映されます。
  4. 入力を終えたら[ツール]-[マクロ]-[マクロ]から「KAMethod_List2Card」を実行します。
  5. ダイアログで「セルの背景色ごとに、カードをまとめますか?」と表示されます。「はい」を選択すると、KAカードへの変換で、背景色が同じ行が続くときに、ぴったりとそろえて並べます。「いいえ」を選択すると、すべての行を離して並べます。
  6. 新規にワークシートが生成され、リストがKAカードに変換されますので、すぐに抽象化の作業に入ることができます。KAカードは作業しやすいよう、1枚ずつグループ化されています。
  7. お好みに応じて、PowerPointなどにコピー&ペーストして作業していただいても構いません。

備考:たんにKAカードを印刷するためであれば、このツールを使わずとも、WordとExcelの「差し込み印刷」が便利です。

動作環境

以下の環境で動作確認を行っています。
(注:Windowsでは確認していないので、動かなかったらごめんなさい)

よくある質問(FAQ)

利用規約および免責事項

KA法補助ツール「ExcelリストをKAカードに一括変換」(以下、本ツール)をご利用にあたって、以下の規約に同意したものとみなします。

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